バス広告とは?ラッピングバスの費用と種類について詳しく解説!
バス広告のなかでも、ラッピングバスは多くの人から注目を集められるため、広告効果が高いといわれています。しかし、その一方で高い広告効果を得るためには、高額な費用が必要です。そこで本記事では、ラッピングバスの費用相場について紹介します。費用相場を知り、ラッピングバスでの広告を検討してください。
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目次
バス広告とは
バス広告は、バス車両本体や車内スペースを活用して商品やサービスを宣伝する方法です。バス広告には下表のような種類があります。
車体広告 |
車体の全体や一部を、広告メッセージやデザインで覆う方法。バスの側面や背面、屋根部分を利用し、派手で目を引くデザインや企業のブランドイメージをバスの外観に展示する。乗客だけでなく、歩行者やほかの車両に対しても宣伝効果がある。 |
車内広告 |
座席や天井、ステップ部分、つり革などを活用する方法。乗客に向けて広告メッセージを展示し、移動時間に商品やサービスの認知度を高める。 |
デジタルサイネージ |
バス内外にデジタルディスプレイを設置し、動画や静止画、リアルタイム情報などを表示する方法。特定の地域や時間帯に合わせて柔軟にコンテンツを変更できる。 |
ラッピングバスの種類
車両本体を利用したラッピングバスは、通行人やほかの車両の注目を集め、高い視認性を確保します。都市部や交通拠点を中心に運行されることが多いため、多くの人々に広告を見てもらえることが特徴です。また、移動する広告媒体として、幅広いターゲット層にアプローチするのにも効果的です。ここでは、ラッピングバスの種類について紹介します。
- フルラッピング
- パートラッピング
- 側面全面
- 背面全面
フルラッピング
フルラッピングは、バスの車体全体を広告で覆うものです。全面にデザインやメッセージを展示することから、ラッピングバスのなかでも最大限の視認性を確保します。遠くからでも目立つので、多くの人から注目され、強い印象を残すことができます。
パートラッピング
パートラッピングは、バスの一部分を広告で覆うものです。一般的には側面や背面、窓周りなどの一部に集中的にメッセージを配置します。フルラッピングより柔軟性があり、コスト面でのメリットもあります。
側面全面
側面全面は、バスの側面全体を広告で覆うものです。通常は窓の部分を除いてデザインされ、移動中に歩行者やほかの車から広告が見えやすくなります。
背面全面
背面全面は、バスの後部全体を広告で覆うものです。後続車両や歩行者に対して、広告メッセージを効果的に伝えることが可能です。特にバスが停まっているいる間は、じっくりと見てもらえるため、視認性が高まるでしょう。
ラッピングバスの費用
ラッピングバスは、種類や経路、デザインなどによって費用が異なります。ここでは、それぞれの費用相場を紹介します。
種類別費用相場
広告の掲載期間によっても費用は異なりますが、ここでは1年間で1台あたりにかかる費用相場を紹介します。
フルラッピング(大型バス) |
70~400万円 |
フルラッピング(中型バス) |
60~100万円 |
側面全面 |
40~80万円 |
背面全面 |
20~40万円 |
路線別費用相場
バスが運行する路線によっても費用が異なります。通常は、走る路線ごとに階級が設けられており、ランクがあがればそれだけ広告効果が高くなり、費用も高額です。ここでは都営バスを例に費用を紹介します。
ランク |
営業所 |
1年間の広告料金 |
特S |
渋谷 |
400万円 |
S |
渋谷 |
300万円 |
特A |
新宿・杉並・小滝橋など |
200万円 |
B |
品川・港南・巣鴨など |
120万円 |
C |
千住・南千住・青戸など |
80万円 |
D |
青海 |
60万円 |
参考:東京都交通局
制作費やデザイン費
ラッピングバスには、制作費やデザイン費、施工費などもかかります。ラッピング範囲によっても異なりますが、費用相場は次のとおりです。
デザイン制作費 |
5~50万円 |
施工費 |
60~100万円 |
剥離費 |
5~40万円 |
広告効果の高いバス広告を検討しましょう
バス広告は広告効果が高いですが、その分費用もかかってしまいます。効果的に宣伝できるように、ラッピングバスの種類や路線などを選択し、高い広告効果を狙いましょう。