カーラッピングは部分的に施工できる?メリットとデメリットも解説
専用のフィルムを貼ることで気軽に愛車のイメージを変えられるカーラッピングは、天井やサイドミラー・ボンネットなど、部分的にも施工できます。一部のみの施工でも、印象を大きく変えられるため、人気の施工方法です。この記事では、部分的なカーラッピングの施工やメリット・デメリットを解説します。
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目次
カーラッピングは部分的に施工できる?
カーラッピングは天井やサイドミラー・ボンネットなど、部分的にも施工可能です。部分的にラッピングすることをパーツラッピングと呼び、ボディ全体に貼ることをフルラッピングと呼びます。また、イラストが貼り付けられている痛車や広告を貼り付けている車体広告が採用しているのは、デザインラッピングです。
また、フィルムには様々な種類があり、好みのカラーやデザイン・予算によって選べるのが特徴です。パーツラッピングは、特定の部分のみ施工するため、車のデザインやアクセントを強調できます。
部分的にカーラッピングするメリット
部分的にカーラッピングするメリットを解説します。
気軽にアクセントをつけられる
部分的に施工することで、車のデザインに気軽にアクセントをつけられます。部分的であっても、車全体の印象を大きく変えられるでしょう。また、特定の色やデザインを強調でき、本体と異なる色を施工することで、個性を表現できます。
パーツラッピングは、フルラッピングと比べて使用するラッピングフィルムの量や施工箇所が減るため、コストを下げられるというメリットがあります。
好みの色やデザインできる
フィルムには多くの種類があります。グロス・マット・サテン・メタリック・カーボンなどの質感や、豊富なカラー・デザインがあるため、好みのフィルムを見つけられるでしょう。数百種類の中から、施工する位置に合わせてフィルム選びを楽しめます。
簡単に剥がせる
カーラッピングは、フィルムを剥がすことで元のボディカラーに戻せるため、愛車の価値を保ちながら、好みのデザインやカラーへカスタマイズできます。飽きたら剥がして元の車のデザインを楽しめる他、奇抜なデザインであっても挑戦しやすいでしょう。
塗装と比べて短時間で施工が終わることに加えて、いつでも剥がせるのは大きなメリットです。将来的に車の売却を考えている場合でも、自由なカスタマイズを楽しめます。
カーラッピングするデメリット
カーラッピングするデメリットを解説します。
フィルムの耐久年数が2~3年
フィルムの耐久年数は通常2~3年のため、塗装と比べると、美しさを維持できる期間は短いでしょう。また、極端な気温変化や強い紫外線、海辺特有の塩分などの影響を受けやすいため、駐車する環境にも配慮が必要です。駐車する環境によっては耐久年数よりも早く劣化してしまう恐れがあるため、青空駐車を避け、カーポートやガレージを利用するのをおすすめします。
塗装状況によっては剥がれる
経年劣化した塗装の上に施工した場合、フィルムを剥がすのと同時に、塗装も剥がれてしまう可能性があります。再塗装しているパーツが焼き付け処理を施していない場合や、施工のばらつきがある場合も同様です。将来的に売却を検討している車に施工する場合には、塗装が弱っていないか確認した上で施工する必要があるでしょう。
こまめなメンテナンスが必要
施工した車は洗車機を使用できないため、洗車は手洗いで行う必要があります。摩擦に弱いフィルムが、洗車機のブラシによって傷つき、剥がれの原因につながる可能性があるからです。また、高圧洗浄機の水圧によって破れる恐れもあるため、汚れが蓄積しないようにこまめにメンテナンスしましょう。
破れたり剥がれたりした場合、不良箇所のみ埋めることはできず、再施工が必要です。コストと時間がかかるリスクを避けるためにも、こまめに手洗い洗車しましょう。
部分的にカーラッピングして愛車をイメージチェンジしましょう
カーラッピングにはパーツラッピング・フルラッピング・デザインラッピングの主に3種類があります。中でも、パーツラッピングはコストを抑えながら、愛車の印象を大きく変えられる方法です。しかし、カーラッピングにはメリットとデメリットがあるため、それぞれを把握した上で、施工するかどうか決めましょう。