今回はマッドガード、泥除けにプリントできるご案内です

そんなの普通にプリントできるって思っている方多いと思います。

そして業者に問合せして、Гごめんなさい。その素材にはプリントできません」とお断りされた方、メチャメチャ多いと思います。

なぜマッドガードにプリントできないのか？

どこに依頼すればマッドガードにプリントできるのか？

を説明します。

そもそもマッドガード、泥除けってなに？

車のタイヤの後ろ側に取り付けてある泥除け＝マッドガード。

最近は装着された車が少なくなったため名称を知らない方も多いと思いますが、ラリーやダートを走行している車両をイメージすると、…あれね！…って

街中を走行するトラックのタイヤ周辺をみると…あれね！…って。

それがマッドガード、泥除けです。

道路整備が整っている今では必要性をあまり感じませんが、舗装道路が少ない時代は走行時にタイヤが跳ね上げた小石や砂、泥などで自分の愛車や他の車、時には近くにいた人を傷つけることは珍しいことではなく、マッドガードは周囲の安全を守るために重要な役割を果たしていました。

トラックは乗用車に比べタイヤも大きく、跳ね上げた小石で周囲の車のガラスを割ったこともあったようです。

マッドガード、泥除けって必要？

道路の舗装が進んだ現代、小石や砂、泥の跳ね上げも少なくなりマッドガードの機能が不要となりつつ、いつの間にか純正での装着が少なくなってきました。

しかしマッドガードがまったくなくなったわけではなく、一般道路を走行する車両は機能性からファッション性にかわり個性のあるマッドガードが装着されています。アウトドアを楽しむ方、ラリーカーやダートを走行する競技車両は自車体を守るために必要不可欠です。

ダンプやトラックも周囲の安全のために必要アイテムとなっています。

純正、市販のマッドガード、泥除け

トラックやダンプカーを例にあげてお話をします。

車両に装着しているマッドガードを見ると、車両メーカーや仮装メーカーのマークやロゴが印刷された純正品が多くを占めています。稀に会社名が印刷されたマッドガードを見かけることがありますがそのほとんどが1色または2色プリント。いわゆるシルク印刷という製法で、Tシャツやステッカーのシルクプリントと同じく製版を必要とします。

そのため

1.1色につき1製版代が必要

2.複色プリントを希望すると、色の数だけ製版代がが必要

3.プリントする大きさが変えられない

4.大量に制作しないと割高

という条件で制作をするかしないかを判断をします。

自社のロゴ、社名が入ったマッドガードを作りたいと思っていても、シルク印刷製法の見積を見て純正品を手にする企業様は多いと思います。

そこで注目されているのがインクジェットプリント

インクジェットによるプリント製法

近年インクジェットプリンターでのプリント製法が小ロット制作のお客様に大変喜ばれています。

その理由は、シルク印刷と異なり製版を必要としないこと。

しかも色を何色使っても、大きさを変えてもOK。

ステッカーの制作では知られていますが、最近は衣類にも直接フルカラープリントできるプリンターも人気が出てきました。

この製法なら製版も必要なく、小ロットでも制作が可能なため、お試しで作ってみてもいいかなって思えます。

しかしマッドガードは通常のインクジェットプリントではうまくできません。

マッドガードの素材はゴム素材、ステンレス素材、EVA製がありそれぞれに特徴があり使い分けられています。

EVAは通称垂れゴムとも呼ばれ、耐久性が高く印刷可能であることからシルク印刷では広く使われていますが、インクジェットのインクは定着が良くないこと、EVAの柔軟な動きに対しインクのひび割れがおきるなどの問題が発生するためEVAにインクジェットプリントをすることが困難と言われてます。

中部マーキングはEVAにプリントできます

EVA素材に対しプリントテストを繰り返し、運送会社様のトラックに装着させていただき耐久テストを繰り返し行った結果、インクが割れない商品を開発することができました。

これによりマッドガード1枚から（実際には左右セットなので2枚ですが）フルカラーでプリント可能となりました。

トラックやダンプカーの所有台数が、シルク印刷の製法では高額になってしまう企業様お気軽にお問い合わせください。

モータースポーツに最適

ラリーカーやスラローム競技に参戦されている車両には最適です！

モータースポーツはサポートしてくださるスポンサーさんを最大限アピールしたいものです。

サポート状況は毎年変化しますが、中部マーキングのプリント方法なら安価でその状況変化に対応した商品制作が可能です。

マッドガードは小さなスペースですが、そこにプリントできることが他チームとの差別化にもなるでしょう。

ぜひ参考にしてください。

ご注文を希望されるお客様は納期に余裕をもってお問い合わせください。

ご注文ロットにより突然込み合うことがあります。

お問い合わせはお気軽に ^^