カーラッピングの上手な剥がし方!自分で剥がすリスクや注意点も解説
カーラッピングの一番の魅力といえば、やはり剥がすだけで簡単に元の状態に戻せる点にあります。気軽に車のデザインを変えたい、イベントやキャンペーンに合わせて商用車のデザインを変えたいという場合におすすめです。とはいえ、肝心なラッピングフィルムの剥がし方がわからないという方も多いのではないでしょうか。本記事では、カーラッピングの剥がし方について解説します。
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目次
カーラッピングを自分で剥がす方法
まずは、カーラッピングを自分で剥がす方法について解説します。
用意するもの
用意するものは以下の通りです。
- ドライヤー
- ラベル剥がし
- 灯油
- タオル
作業場所からコンセントまでの距離がある場合には、延長コードも用意しておいてください。
剥がし方
ラッピングフィルムは、ドライヤーの熱で温めながら剥がします。ラッピングシートを端から優しく引っ張りつつ、丁寧にゆっくりと作業を進めましょう。ラッピングシートを剥がしたら、車のボディに残った糊を拭き取ります。
ラベル剥がしを吹きかけて数分間なじませる、もしくは灯油をタオルに染み込ませて糊を拭き取るのも効果的です。最後に、乾燥したタオルで糊やラベルはがし、灯油などの成分を完全に拭き取り、仕上げの洗車をしたら完成です。
注意点
カーラッピングを自分で剥がす場合には、無理やりフィルムを剥がさないように注意してください。無理に剥がすとボディに糊が残りやすくなるだけでなく、車の塗装に傷がつく可能性があります。また、糊を取り除くために利用するラベル剥がしや灯油などは、ボディに成分を残さないようにすることも大切です。塗装をいためる原因になるため、丁寧にタオルで拭き取ってください。
カーラッピングを自分で剥がす上でのリスク
カーラッピングを自分で剥がす上でのリスクとしては、以下の2点があげられます。
- 塗装が剥がれる
- 糊が残る
ここでは、それぞれ詳しく解説します。
塗装が剥がれる
カーラッピングを無理やり自分で剥がしてしまうと、塗装が一緒に剥がれたり、表面に傷がついたりするリスクがあります。新しい車に施したカーラッピングであれば比較的剥がれやすいのですが、経年劣化した塗装の上から施工したカーラッピングの場合、塗装も一緒に剥がれてしまうことがあります。板金修理や再塗装が必要になり、さらに費用がかかってしまうため注意が必要です。
糊が残る
カーラッピングを自分ではがす失敗の中でもとくに多いのが、糊が残ってベタベタになってしまうというものです。ドライヤーを利用して温めながらゆっくりと剥がすのが基本ですが、逆に温めすぎると糊が残ってしまいます。適切な温度調節は、気温も考慮しつつ行う必要があり、素人には難しいのが現状です。
カーラッピング剥がしを業者に依頼する場合
車のボディを傷めずに綺麗にカーラッピングを剥がすためには、やはり業者に依頼するのがおすすめです。
業者に依頼するメリット
カーラッピング剥がしを業者に依頼することで、失敗したり車の本体に傷がついたりするリスクを回避できます。糊がボディに残ってベタベタになってしまうこともありません。車の価値を損なうことなくカーラッピング楽しみたいという方は、業者に依頼する方が安心です。
費用の目安
ラッピングを剥がすために必要な費用の目安は、利用しているフィルムの種類や施工面積によって異なります。基本的には、小型車であれば3万円から7万円程度、中型車であれば5万円から10万円程度が目安とされています。また、ラッピングを剥がして新しいデザインのラッピングへの張り替えを行う場合には、セット料金が提示されることもあります。
カーラッピング剥がしは業者に依頼するのがおすすめ!
本記事ではカーラッピングの上手な剥がし方や注意点について詳しく解説しました。自分ではがす場合には、ドライヤーで温めながらゆっくりと丁寧にはがすのがポイントです。しかし塗装に傷がついたり、ノリがボディに残ってしまったりするリスクがあるため、できるだけ業者に依頼するようにしましょう。