のぼり旗の広告効果とは?設置前の注意点についても詳しく解説!
のぼり旗は、目を引くデザインと風に揺れる動きで、商品やサービスを効果的に宣伝できます。しかし、広告効果を最大限に発揮させるためには、設置する前に注意しなくてはいけないこともあります。注意を怠ると、広告効果が下がるだけでなく、トラブルにつながってしまうかもしれません。そこで本記事では、のぼり旗の広告効果や設置前の注意点について解説します。
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目次
のぼり旗の広告効果
のぼり旗は、商店やイベントなどで、店舗や出店を目立たせるために利用されます。特徴的な形状や明るい色使いは、遠くからでも目立ち、不特定多数の人からの注目を集められます。どんなサービスや商品を提供しているのかが一目で分かるため、高い宣伝効果が得られるでしょう。ここでは、特徴的な広告効果を2つ紹介します。
目に留まりやすい
のぼり旗は、特有の形状や色彩が目を引きやすいため、広告効果が高いといわれています。風に揺れるのぼり旗は、周囲の景観から際立ち、ほかの広告媒体と比較しても視認性が高くなります。さらに、明るい色彩やデザインを使えば、より多くの人の注目を集められるでしょう。
費用対効果が高い
のぼり旗は、低コストで高い広告効果を得られるため、費用対効果が高い広告方法といわれています。のぼり旗は、1枚あたり300~2,000円程度で作ることができ、設置や取り扱いも難しくありません。加えて、長期間にわたって使用できる耐久性があり、何度も再利用が可能です。一度の投資で複数回の宣伝ができるでしょう。
のぼり旗を設置する前の注意点
のぼり旗は簡単に制作できますが、設置する際にはいくつか注意点があります。のぼり旗を制作する前に次の3点を確認しておきましょう。
- 法律や条例を確認する
- デザインに注意する
- 風対策をする
法律や条例を確認する
のぼり旗を設置する際は、法律や条例を確認しなくてはいけません。設置する場所によっては、自治体や警察署の許可申請が必要となります。私有地の場合は基本的には許可は必要ありませんが、次のような場所は設置できない可能性があります。
- 通行している人の妨げになる場所
- 運転している人の視界を遮る場所
- 屋外広告物禁止区域とされている場所
- 自治体の景観条例に反している場所
通行人や運転手の妨げになる場所に設置すると、のぼり旗が倒れて人に怪我をさせたり、運転手がわき見をして事故を起こしたりといった恐れがあります。後々、損害賠償が発生する恐れもあるため、トラブルになりそうな場所への設置は避けましょう。
屋外広告物禁止区域とは、文化財保護法により指定された地域や街路樹、水道タンク、消火栓、ガードレールなどさまざまなものが当てはまります。各自治体によって細かく指定されているので、設置前によく確認してください。同じように自治体によって定められた景観条例も確認しなくてはいけません。条例で禁止されているデザインや色にしてしまうと、撤去されることがあります。
また、私有地ではなく道路上にのぼり旗を設置したいときには、自治体への申請が必要です。のぼり旗を設置したい道路を管轄している警察署に「道路使用許可申請」を提出しましょう。申請には、使用したい道路の地図や範囲、のぼり旗のデザインが分かるもの、申請料などが必要なので、事前に提出書類を確認すると安心です。許可が下りるまでには数日かかるので、時間に余裕をもって申請準備を進めてください。
デザインに注意する
のぼり旗のデザインにも注意が必要です。広告効果を高めるためには、見る人の興味を引くデザインの方が良いでしょう。しかし、興味を引きたいがために、誇大広告になってはいけません。「日本一」や「国内初」など、客観的に裏付けできないような言葉は注意が必要です。
また、設置する場所に合わせたデザインを心がけることも大事です。目立ちたいという思いだけで作ってしまうと、周りの景観と合わずにお店の評判を下げてしまうこともあります。あくまでも広告のためののぼり旗なので、お店のイメージがアップし集客につながるようなデザインにしましょう。
風対策をする
のぼり旗を設置する際は、風対策を怠らないようにしましょう。風対策を怠ると、広告効果が下がるだけでなく、トラブルにつながる恐れもあります。風にあおられてのぼりの文字が見えなくなったり、旗が倒れて人に怪我をさせたりしないために、次のような対策をしましょう。
- 巻き上がり防止グッズを使い、のぼり旗が見えにくくなるリスクを防ぐ
- のぼり旗の土台を重くし、転倒しないようにする
- 風の強い日は屋内に移動させておく
のぼり旗で広告効果を狙いましょう
のぼり旗は、低コストで高い広告効果を得られる宣伝方法の一つです。のぼり旗を設置する際は、法律や条例などを確認して安全に設置してください。