株式会社中部マーキング

カーラッピングは車に凹みがあってもできる?施工方法と注意点を解説


白い車のフロント

 

カーラッピングとは、車全体のカラーチェンジや、サイドミラー・天井・ボンネットなど、部分的な施工が可能なカスタマイズのことです。他にも、好きなキャラクターやイラストを貼りつけたり、広告として利用したりすることもできます。カーラッピングの利用方法は個人の趣味からビジネスまで、幅広いといえるでしょう。

 

また、カーラッピングは新車から中古車まで施工可能です。中には凹みがある車をラッピングしたい方もいるでしょう。そこで本記事では、凹みがあってもカーラッピングができるかどうかや、施工方法・注意点を解説します。

この記事を読むための時間:3分

凹みがあってもカーラッピングできる?

気軽にカラーチェンジができることから近年ではカーラッピングが注目を集めています。車のボディはフラットな状態の方がカーラッピングに適していますが、凹みがあっても施工は可能です。

 

しかし、フラットな面の方が施工は容易なため、凹みがある車をラッピングしたい場合には、業者に依頼するのがおすすめです。凹みの状態によっては、フィルムが凹みに密着しない可能性があるため、自分で施工したい場合には、専門家に相談しましょう。凹みの修復方法や、フィルムの適切な選択方法をアドバイスしてもらうことが大切です。

凹みがある場合のカーラッピング方法

凹みがある車にカーラッピングを施す場合には、慎重に作業する必要があるため、業者に施工してもらうのがおすすめです。DIYしたい場合には、時間と手間がかかることを考慮しておきましょう。また、フィルムのサイズを間違えないようにしっかりと計測し、十分な量を購入しておくのが重要です。

下処理をしておく

施工前は適切に下処理を行うことが大切です。小さな凹凸の場合には、車のボディの表面の傷を消すために使用する、コンパウンドという研磨剤を使用します。傷の凹凸をならして目立たなくなるように、表面が滑らかになるまで繰り返し磨いてください。しかし、コンパウンドを使用すると塗装が薄くなるため、適切な研磨粒子を選び、慎重に作業を行いましょう。

 

また、施工箇所にサビが生じている場合には、サビ落としの処理を行ってください。研磨とサビ落としが終わったら、施工する部分の隅々まで洗車しましょう。ワックスや油分があると、フィルムが剥がれやすくなり、本来の耐久年数よりも寿命が短くなる恐れがあるため、しっかりと取り除きます。最後に、消毒用のアルコールで拭き上げたら、フィルムを貼り付けましょう。

工業用ドライヤーを使用する

貼りつける際は、ヒートガンと呼ばれる工業用ドライヤーを使用します。髪の毛を乾かすドライヤーでも代用可能ではあるものの、使用用途が異なるためおすすめしません。できれば、工業用のドライヤーを用意しておきましょう。

 

フィルムは加熱することによって伸縮する性質を持っているため、凹凸がある部分に施工する際は必須です。熱を与えながらフィルムを柔軟に伸ばすことで、車本体にフィルムが密着しやすくなります。空気を抜きながら伸ばし、丁寧に密着させましょう。

フィルムを分割して施工する

工業用ドライヤーを当てても密着しない場合には、フィルムを複数に分割して施工するのがおすすめです。しかし、分割することでつなぎ目が目立つ恐れがあるため、目立たないように工夫しながら丁寧に作業する必要があります。

 

つなぎ目が気になる場合には、専用のテープで処理しながら施工する方法もありますが、難しい作業になるため、分割が必要な場合には、業者に依頼することをおすすめします。

凹み部分にカーラッピングする注意点

凹み部分に施工する場合には注意が必要です。凹み部分はフィルムが密着しにくく、施工によっては剥がれやすくなるかもしれません。そのため、下処理の段階でしっかりと凹みを修復し、サビも取り除いておく必要があります。

 

箇所によっては施工の難易度が異なるため、凹みや凹凸がある部分などの難しい箇所は、業者へ依頼する方が美しい仕上がりになるでしょう。また、DIYしたい場合には、凹みがある箇所を避け、フラットな面から始めるのがおすすめです。

凹みがある車でもカーラッピングを楽しめる

凹みがある車でもカーラッピングの施工はできます。しかし、自分で施工するのは難易度が高いため、業者へ依頼するのがおすすめです。自分で施工する場合には、専門家からアドバイスを聞きながら、フィルムやコンパウンドなどを選定しましょう。丁寧に下処理を行うことで、剥がれや浮きを予防できます。気軽に車のイメージを変えられるカーラッピングをぜひ楽しんでみてください。

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