カーラッピングに傷がついてしまった!傷隠しの方法と対処法を解説
走行中の小石の跳びやハネなどで、カーラッピングに傷がついてしまうことがあります。また、壁や縁石に擦れてしまって傷になることもあるでしょう。本記事では、カーラッピングに傷がついてしまった時の適切な対処法について解説します。また、ボディについた傷かくしとしてのカーラッピングの活用方法も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
カーラッピングに傷がついてしまった時の対処法とは?
カーラッピングに傷がついてしまった時は、状況に合わせて対処を行います。
- ラッピングフィルムのみに傷がある場合
- ボディにも傷がある場合
ラッピングフィルムのみに傷がある場合
傷がラッピングフィルムのみの場合には、フィルムの貼り直しを行いましょう。ラッピングフィルムは、塗装と違って簡単に剥がせるのが魅力です。また、デザインについてもパソコンにデータが残っていれば簡単に同じものを再現できます。
傷の範囲が小さい場合には、破損した部分だけを切り取って貼り直すことも可能です。全面を貼り直す場合と比べると、手間と費用が大幅に抑えられるでしょう。しかし、小さな部分のみの張り替えを目立たないように仕上げるためには、高度な技術が必要なため、経験豊富な職人に依頼する必要があります。
ボディにも傷がある場合
傷が大きく深い場合、ラッピングフィルムだけでなく、ボディにも傷が及んでいる可能性があります。そういった場合には、フィルムを一度剥がして本体の板金塗装を補修した上で、さらにフィルムを貼り直す必要があります。
ラッピングフィルムについた傷を放置するリスク
たとえ小さな傷であったとしても、傷を放置しないでください。フィルムの特性上、小さな傷であったとしてもそこから剥がれや浮きにつながり、さらに補修が難しくなる可能性があります。補修にかかる手間も費用もかさんでしまうため、傷を見つけたらできるだけ早く修理を依頼してください。
カーラッピングは傷隠しにもおすすめ
カーラッピングは、ボディについてしまった傷隠しとしても利用できます。その場合、下地の板金をしっかりと修理した上でラッピングを施すことで、よりフィルムが定着し長持ちしやすくなります。ここでは、傷隠しを行う上で選択肢となるフルラッピングと部分ラッピングを解説します。
フルラッピング
フルラッピングとは、その名の通り車全体にフィルムを貼り付けるものです。大きくデザインを変えたい場合や、傷の範囲が広範囲に及んでいる場合におすすめです。また、パソコンでグラフィックデザインをプリントすることも簡単にできるため、商用車としてのラッピングも人気を集めています。
部分ラッピング
部分ラッピングはその名の通りルーフやボンネット、ミラーなど一部分のみにラッピングを施すものです。隠したい傷が小さい場合は、このように部分ラッピングを利用するのも良いでしょう。また、フルラッピングに比べると大幅に費用が抑えられるため、少しだけデザインにアクセントを加えたいという場合にもおすすめです。
事故によって傷がついてしまった場合の注意点
事故が原因でカーラッピングに傷がついてしまった場合は、すぐに自分で修理をしたり業者に修理を依頼したりせずに、まずは保険会社へ連絡してください。なぜなら、契約内容によってはラッピングカーの傷補修も保険の適用になるケースがあるからです。まずは、傷の状況を確認した上で保険会社に相談しましょう。
カーラッピングに傷がついたときは、専門家に相談しよう
本記事では、カーラッピングに傷がついてしまった時の対処法や注意点について詳しく解説しました。傷がフィルムのみに発生している場合には、フィルムの貼り替えだけで済みますが、ボディに及んでいる場合には、一度剥がした上で板金塗装が必要になります。被害が大きくならないうちに早めに補修を行ってください。