キャンピングカーに必要な装備7選!設置のポイントも解説
キャンピングカーに取り付けられる装備は多岐に渡ります。そのため、どの装備を取り付けたら良いのか迷ってしまう人もいるでしょう。そこで本記事では、キャンピングカーに必要な装備と、選ぶ際のポイントを紹介します。
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目次
キャンピングカーに必要な装備
キャンピングカーに取り付けておくべき装備は、以下の7つです。
- ベッド
- 冷蔵庫
- トイレ
- シャワー
- 電源
- エアコン
- FFヒーター
ベッド
一般的な乗用車でも座席を倒せば寝ることはできますが、快適な睡眠環境とはいえません。エコノミー症候群を引き起こすおそれもあるので、車中泊を考えているのであれば、ベッドルームを設置するか、足を伸ばして寝られるスペースを確保しましょう。
冷蔵庫
冷蔵庫は食料の保管や、出掛け先で購入した食品の保存に重宝するので、取り付けをおすすめします。ただし、冷蔵庫は大量の電力を消費するため、食料を持ち運ぶ場合は出発前に自宅の冷蔵庫で冷やしておくなど、電力を抑える工夫をしましょう。
トイレ
長距離移動や、トイレがない場所で宿泊する際に必要なのがトイレです。キャンピングカー用のトイレは、据え付けタイプのカセット式と、持ち運べるポータブル式の2種類があります。ポータブル式は、アウトドアや災害時にも役立ちます。
シャワー
キャンプ場やアウトドアの場では、近隣に入浴施設がないことも少なくありません。アウトドアやアクティビティを楽しむ機会が多いのであれば、シャワーの設置をおすすめします。
電源
キャンピングカーで快適に過ごすためには、安定した電源の確保が欠かせません。電源が切れてしまった場合、電化設備を動かせなくなるだけでなく、バッテリーが上がってしまい、エンジンがかからなくなるおそれがあります。電源の確保には、以下2つの設備が役立ちます。
- サブバッテリー
- ソーラーパネル
サブバッテリー
サブバッテリーとは、車内で家電製品を稼働させるためのバッテリーです。多くのキャンピングカーには初期段階で搭載されていますが、ない場合はオプションで取り付けるようにしましょう。
ソーラーパネル
ソーラーパネルがあれば、走行中や駐車中でも充電が可能です。車内で家電製品を使う機会が多いのであれば、サブバッテリーに加えてソーラーパネルを設置しておくと安心です。
エアコン
車内を快適な空間にするには、エアコンが欠かせません。キャンピングカーにも普通車と同じように車載エアコンが設置されていますが、エンジンをかけた状態でないと稼働しません。駐車時や車中泊で快適に過ごすためにも、エアコンの導入をおすすめします。
FFヒーター
FFヒーターとは、室外の空気を燃焼するタイプの暖房装置です。生じた排気ガスも室外に排出するため、換気の必要がないことが特徴です。
あると便利な装備
キャンピングカーであると便利な装備4つを紹介します。
- 電子レンジ
- ポップアップルーフ
- ルーフテント
- サイドオーニング
電子レンジ
オーブン機能やスチーム機能など、多機能型の電子レンジがあれば、大概の調理が可能です。キッチンやコンロを取り付けるスペースが確保できない場合におすすめです。
ポップアップルーフ
ポップアップルーフは、自動車の屋根部分を改造して取り付ける居住設備のことで、1人~2人の就寝時に利用できます。限りある車内空間を活用できるので、荷物が多い場合や、大人数で車中泊をする際に便利な設備です。
ルーフテント
ルーフテントは、車体の屋根に取り付けるタイプのテントです。ポップアップルーフと使い方は同様ですが、コストを抑えられるメリットがあります。
サイドオーニング
サイドオーニングとは、車の屋根のサイド部分に取り付ける収納型の日除けテントのことです。簡易的なものであれば、屋根に取り付けたタープを張るだけで設置できます。
キャンピングカーの装備を選ぶ際のポイント
キャンピングカーに搭載する装備を選ぶ際は、以下2つのポイントを押さえましょう。
- 車体のサイズに合わせて選ぶ
- 目的に合ったものを選ぶ
車体のサイズに合わせて選ぶ
キャンピングカーに搭載する設備は、車体のサイズに合わせて選ぶことが大切です。スペースの許容量を超える設備を詰め込むと、快適さが失われてしまいます。
目的に合ったものを選ぶ
キャンピングカーに必要な設備は、目的によって異なります。たとえばキャンプメインで使うのであれば、シャワーやトイレが欠かせません。オフィスやワークスペースとして使うのであれば、十分な電源を確保する必要があります。搭載する設備を選ぶ際は、主な使用目的を考慮して選ぶようにしましょう。
キャンピングカーに必要な装備を揃えて快適に過ごそう
キャンピングカーの設備は、非常にさまざまな種類がありますが、その全てを搭載することはできません。最低限の設備を揃えたら、車体のサイズや使用目的に合わせて最適なものを選び、快適に過ごせる環境を目指しましょう。