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トラックを全塗装するメリットは?寿命や費用の相場を徹底解説


たくさんのトラック

 

トラック車両全体を美しく仕上げる全塗装。しかしそれだけでなく、サビや腐食から車体を守り、車両の価値を維持・向上させる効果も期待できます。本記事では、トラック全塗装のメリットや寿命、費用の相場などについて詳しく解説します。さらに、施工を長持ちさせるポイントや注意点も併せて紹介するので、初めて全塗装を検討している方はぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むための時間:5分

トラックの全塗装とは

トラックの全塗装とは、車両の外観全体を新しい塗料で塗り替える作業のことを指し、オールペンとも呼ばれます。トラックの見た目をリフレッシュするだけでなく、塗料による保護機能を強化することが可能です。

 

企業ロゴや特定の色にカスタマイズする場合にも用いられ、実用性とデザイン性の両方を向上させる手段として広く利用されています。専門の技術と設備を必要とする大がかりな作業です。

トラック全塗装のメリット

トラックの全塗装を行うメリットを、以下の4点にまとめました。

 

  • 外観が美しくなる
  • サビや腐食を防げる
  • ブランドイメージを向上できる
  • 車両価値を向上できる

 

1つずつ、見ていきましょう。

外観が美しくなる

全塗装を行うと、経年劣化や日々の使用で傷んだ塗装面が、新品同様の輝きを取り戻します。均一で美しい塗装は、車両の価値を高めるだけでなく、ドライバーのモチベーション向上にもつながる点も大きなメリットです。色の選択も自由で、企業のイメージカラーに合わせた塗装も可能です。また、車両の見た目が洗練されるため、企業のイメージアップにもつながります。

サビや腐食を防げる

劣化した塗装を放置すると、金属部分が露出して腐食が進行し、車両寿命が大幅に短くなります。全塗装は丁寧な下地処理で既存のサビを除去し、新たなサビの発生を防ぐことが可能です。

 

全塗装を施すと、均一に塗布された新しい塗料が保護膜を形成し、車体をしっかり守ります。特に、積雪地域や海岸部など腐食が進みやすい環境で使用するトラックに効果的で、定期的な塗装が長期的な車両の保護に繋がります。

ブランドイメージを向上できる

トラックを特定のカラーやデザインで塗装することで、企業のブランドイメージを強く打ち出すことができます。例えば、会社のロゴや特徴的な配色を取り入れることで、視覚的なインパクトが増し、顧客に覚えてもらいやすくなります。

 

統一感のあるデザインは、企業の信頼性やプロフェッショナルな印象を高めるため、イメージ向上に効果的です。また、移動中に多くの人の目に触れるため、自然と広告効果を発揮し、ブランド認知の向上につながる点も大きなメリットです。

車両価値を向上できる

全塗装を行うことで、見た目だけでなく、車両そのものの価値が向上します。特に大型トラックは、高額な事業用資産です。きれいにしておくことで、再販時の査定額が高くなる可能性もあり、長期的な資産管理の一環としても効果的です。

トラックを全塗装した場合の寿命

適切な施工が行われた場合、全塗装の寿命はおよそ10年程度が目安です。ただし、使用環境や運行距離、メンテナンス状況によって大きく異なります。長期間美しい状態を保つためには、定期的なメンテナンスを行いましょう。

全塗装を長持ちさせるポイント

カラフルなペンキ

 

全塗装をきれいに保つことは、車両自体の寿命にも関わります。ここからは、全塗装を長持ちさせるポイントを以下の2点にまとめて見ていきましょう。

 

  • 保管方法に注意する
  • こまめにメンテナンスを行う

 

詳しく解説します。

保管方法に注意する

トラックを屋外に長時間放置すると、紫外線や雨風による塗装の劣化が早まります。可能であれば屋内やカーポートで保管し、日光や悪天候から保護することが大切です。やむを得ず屋外に駐車する場合は、専用のカバーで保護しましょう。また、樹液や鳥の糞などが車体に付着した場合は、速やかに洗車を行い、塗装面へのダメージを最小限に抑えることが大切です。

こまめにメンテナンスを行う

トラックの塗装を長持ちさせるためには、日常的なメンテナンスを欠かさないことが重要です。定期的に洗車を行い、塗装面に付着した泥や塩分、ほこりなどをきれいに取り除くことで、塗装へのダメージを最小限に抑えられます。特に、沿岸部にお住いの場合など、塩害が懸念される地域ではこまめな洗車が効果的です。

 

洗車後にはワックスがけを行うと、塗装面に保護膜を作り、紫外線や雨水から塗装を守ることができます。また、塗装面に小さな傷や剥がれを見つけた場合は、早めに補修を行いましょう。傷が放置されると、その部分から塗装が剥がれて金属が露出し、サビや腐食の原因となることがあります。早めの対処を心がけることで、トラックの美観と耐久性を保つことができます。

トラック全塗装にかかる費用の相場

トラック全塗装の費用は、車両のサイズや塗装内容によって異なります。2tトラック(小型)では12万円~40万円、4tトラック(中型)では13万円~50万円、10tトラック(大型)では16万円以上が一般的な相場です。

 

塗料の種類やカスタムデザインによって追加費用が発生する場合があるため、打ち合わせ時にきちんと確認しておきましょう。コストを抑えたい場合は、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。

トラックの全塗装とラッピングトラックの違い

全塗装は塗料を直接車体に塗るため、耐久性が高く、長期的な保護効果が期待できます。一方、ラッピングは専用のフィルムを貼る方法で、費用が抑えられるうえ、デザインの変更が容易です。ただし、ラッピングはフィルムの耐久性が3年~5年程度と短いため、長期間の使用には向きません。用途や目的に応じて適切な方法を選択することが重要です。

トラック全塗装を依頼する際の注意点

トラック全塗装を依頼する際の注意点は、以下の3点です。

 

  • 適した塗料を選ぶ
  • 施工実績が豊富な業者を選ぶ
  • 保証内容を確認する

 

それぞれの内容を、解説します。

適した塗料を選ぶ

トラック全塗装を依頼する際、使用する塗料の選択は非常に重要です。塗料は使用環境や目的に応じて耐候性や耐久性が異なります。例えば、屋外で長時間使用されるトラックには、紫外線や雨風に強い高耐久性の塗料が適しています。また、塩害が心配な海沿いの地域で使用される場合は、防錆効果のある塗料が推奨されます。

 

一方、企業のブランドカラーやデザインを表現したい場合には、色鮮やかなデザイン性の高い塗料を選ぶことも選択肢の一つです。長持ちする仕上がりを実現するためにも、目的に合った塗料を業者と相談しながら選びましょう。

施工実績が豊富な業者を選ぶ

トラック全塗装の仕上がりは、依頼する業者の技術力によって大きく変わります。そのため、信頼できる業者を選ぶことが大切です。業者を選ぶ際には、ホームページやSNSなどでこれまでの施工事例を確認し、具体的な仕上がりを把握しておきましょう。

 

また、口コミやレビューを調べることで、実際の顧客満足度や評判を知ることができます。施工実績が豊富で、トラック塗装に特化した業者であれば、技術面での安心感が得られるだけでなく、適切なアドバイスを受けられる点もメリットです。

保証内容を確認する

塗装後にトラブルが発生した場合のリスクを軽減するため、依頼前に保証内容をしっかり確認することが重要です。保証内容には、塗装剥がれや変色が発生した際の補修対応や、保証期間などが含まれることが一般的です。

 

また、適用範囲についても確認しておくことで、予期しない問題が発生した際にも安心して対応できます。特に、高価な施工の場合は保証内容が充実している業者を選ぶと、後々のトラブルを防ぐことができます。事前に書面で保証内容を確認し、不明点があればしっかり質問しておきましょう。

トラックの全塗装にはメリットがたくさん

トラックの全塗装は、外観を美しく保つだけでなく、車両の耐久性向上や企業イメージの向上にも寄与します。さらに、全塗装は車両価値を維持・向上させる効果も期待できます。費用や業者選びに注意しながら、自社のトラックに最適な全塗装を検討してみてはいかがでしょうか。

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