カーラッピングの上からコーティングする時のポイントや注意点を解説
カーラッピングを少しでも長持ちさせたいという方や、メンテナンスを少しでも楽にしたいという方は、カーラッピングの上からコーティングを行うのがおすすめです。本記事では、コーティングを行うメリットや注意点について詳しく解説します。
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目次
カーラッピングの上からコーティングするメリットとは?
通常の車と同じように、カーラッピングを施した車の場合であっても、上からコーティングを行うことで汚れが付着しにくくなります。 コーティングがあれば、硬い被膜を形成することで汚れを防ぐだけでなく、汚れが付着したとしても落としやすくなります。
カーラッピングで使用するフィルムは、ボディの塗装面よりも柔らかく、汚れが付着してしまうとシミになりやすい傾向にあります。コーティングを行うことで、カーラッピングの持ちを良くすることにつながるでしょう。
カーラッピングの上からコーティングを行う場合の注意点
カーラッピングの上からコーティングを行う場合、以下の2点に注意してください。
- 事前に洗車を行う
- コーティング剤とフィルムの相性を考える
事前に洗車を行う
ラッピングの上からコーティングを行う場合、通常の車にコーティングを行う場合と同じように丁寧に洗車を行ってから施工してください。フィルムに砂や汚れなどが残っていると、汚れを閉じ込めて見た目が悪くなるだけでなく、被膜がフィルムに付着しづらくなってしまいます。
さらに、ワックスに含まれる油分の成分が残っている場合も、コーティング効果がしっかりと発揮できません。コーティング効果が薄れてしまう可能性もあるため、事前にフィルムの汚れや油分を落とした上で施工を行ってください。
コーティング剤とフィルムの相性を考える
コーティング剤とフィルムの相性を考えて、適切なものを選ぶのもポイントです。コーティングを行うことで、フィルムの見え方や質感に変化が出る可能性もあります。経験豊富な業者に相談しながら、フィルムとコーティング剤の相性を検討してください。
カーコーティング後の注意点
コーティングを行った後は、以下の4つの点に注意してください。
- 施工後に洗車機に入れない
- ワックスを避ける
- 洗車時に水分を残さないようにする
- 汚れを放置しない
施工後に洗車機に入れない
コーティングした車を洗車機に入れてしまうと、被膜がダメージを受けてコーティング効果が薄れてしまいます。特に、黒などの濃い色の車は、表面に小さな傷が残ってしまうと目立ちやすいです。一部のコーティング剤は洗車機に対応しているものもありますが、基本的には手洗いをしましょう。
ワックスを避ける
コーティングの上からワックスを塗ってしまうと、熱や紫外線のダメージを吸収しやすくなります。さらに、花粉や排気ガスも付着しやすくなったり、汚れが付着しやすくなったりすることにもつながります。ワックスではなく専用のメンテナンス材を利用してください。
洗車時に水分を残さないようにする
いくらコーティングを施していても、水や水垢はシミになってしまいます。一度被膜についたシミは、洗車で取り除くことはできません。そのため、洗車を行った際には水分を残すことなく、柔らかい布で拭き取るようにしてください。
汚れを放置しない
コーティングを施しているからと油断して汚れを1週間以上放置していると、被膜にダメージが加わってしまいます。フィルムやコーティング剤を長持ちさせるためにも、汚れを見つけたらすぐに拭き取りこまめに洗車を行ってください。
カーラッピングの上からカーコーティングを行いラッピングを長持ちさせよう
本記事では、カーラッピングの上からカーコーティングを行うメリットや注意点について解説しました。カーコーティングを行うことで、ラッピングの持ちを良くし、汚れを付着しにくくさせる効果が期待できます。コーティング剤とフィルムの相性を検討した上で、施工実績のある業者にコーティングを依頼するのがおすすめです。