自動販売機ラッピングとは?オリジナルデザインの効果や費用を解説
近年は、ラッピングシートを活用した自動販売機が増えており、導入を検討している人もいるでしょう。しかし、具体的にどのような効果があるのか、費用はどのくらいかかるかなど、わからないこともあります。そこでこの記事では、自動販売機ラッピングのメリット・デメリットを紹介し、依頼に必要な費用についても解説します。
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目次
自動販売機ラッピングとは
自動販売機ラッピングとは、自動販売機の本体にラッピングシートを貼り付けて、デザインを変える方法です。デザインは自由自在に変えられるため、自販機を好みの見た目にアレンジできます。オリジナリティ溢れるデザインなら、個性的で他の自販機との差別化にもなるでしょう。
自動販売機ラッピングのメリット
自動販売機ラッピングのメリットを、5つ紹介します。
- 広告や宣伝になる
- 集客につながる
- ブランディングできる
- 本体をおしゃれにできる
- 手軽に雰囲気を変えられる
広告や宣伝になる
自動販売機ラッピングは、お店の名前や商品をモチーフにしたデザインにできます。広告や宣伝になるため、お店の名前を広めたり、商品の認知度を上げる効果が期待できます。また、一度設置すると長期的に使用できるものなので、広告塔や看板の代わりとして利用することも可能です。
集客につながる
自動販売機ラッピングは、人目を引くような目立つデザインにもできます。目立つデザインは注目されやすいので、お店の集客につながります。また、他にはない奇抜なデザインなら、通りかかった人が写真に撮ってSNSに載せる場合があり、インターネット上での拡散も狙いやすいです。近年は意外なものから集客につながる事例が多いため、ラッピングで自販機を個性的にするとお店の売上に貢献できるでしょう。
ブランディングできる
自動販売機ラッピングは、お店の名前やロゴをデザインしてブランディングを狙うこともできます。ブランディングをすると他社との差別化になるため、自社の雰囲気やサービスを顧客に知ってもらいやすくなります。
また、複数の自販機を別の場所に置いた際にも、同じデザインであれば顧客から認知されて信頼を得られやすいです。お店としての信頼度が上がると顧客に安心して購入してもらえるので、売上アップにもつながりやすいでしょう。
本体をおしゃれにできる
自動販売機ラッピングは、希望通りのデザインにできます。有名デザイナーに一からデザインを考えてもらうこともできるので、おしゃれで他にはない理想の自販機を作れるでしょう。おしゃれな自販機は目に留まりやすく、珍しさから購入する顧客も増える可能性があるので、売上アップにも効果的です。
手軽に雰囲気を変えられる
自動販売機ラッピングは、手軽に本体の雰囲気を変えられるのもメリットです。機種の入れ替えによりデザインを変えることも可能ですが、本体の交換は手間がかかりやすいので、手軽にアレンジできるのは嬉しいポイントでしょう。取り扱い商品を変更した時にも、それに合わせて気軽にデザインを変えられるので、より高い宣伝効果が期待できます。
自動販売機ラッピングのデメリット
自動販売機ラッピングのデメリットを、3つ紹介します。
- 業者に依頼する必要がある
- 費用がかかる
- 完成まで時間がかかる
業者に依頼する必要がある
自動販売機ラッピングは、施工やデザインを業者に依頼する必要があります。通常の自動販売機設置の契約ではラッピングまで行っていない場合も多いため、オプション契約や別な業者に頼まなくてはなりません。
別の業者に頼む場合は、業者選びや予算の確認なども行う必要があるので、手間に感じる場合もあるでしょう。また、業者によってはできないデザインもあるため、実績などを確認して適切な業者を探す必要があります。
費用がかかる
自動販売機ラッピングは、費用がかかります。設置費用とは別料金になる場合が多く、金額は業者によって様々です。そのため、ラッピングを視野に入れている場合は、自販機の設置費用だけでなくラッピング費用の予算も用意しましょう。
完成まで時間がかかる
自動販売機ラッピングを依頼する場合、通常の設置よりも長く時間がかかります。そのため、すぐに自販機を設置したいなどの希望がある場合は、完成までの日程を業者によく確認しましょう。デザインによっては作成までかなり時間がかかる可能性があり、早めに依頼しないと希望日までに終わらない事態になります。
自動販売機ラッピングの依頼先
自動販売機ラッピングの依頼先は、主に以下の2つです。
- ラッピング専門業者
- 自動販売機メーカー
それぞれについて解説します。
ラッピング専門業者
ラッピング専門業者は、自動販売機などの外装ラッピングを専門に請け負う業者です。複数の業者があるので、依頼する場合は企業を調べて、どんなデザインを依頼できるか確認すると良いでしょう。
業者ごとにデザインの雰囲気や依頼の形態が異なります。中には有名デザイナーとのコネクションがあり、複雑なデザインを一から依頼できる場合もあります。ただし、デザインによっては頼めないこともあるため、依頼する際はラッピング実績などを確認して問い合わせましょう。
自動販売機メーカー
自動販売機メーカーは、自販機の設置や撤去、交換などを行う業者です。自販機を専門に扱う業者なので、商品の純正広告をデザインに載せることができます。ただし、デザインはテンプレート的なものが多く、自由度の高いデザインにはできない場合もあります。そのため、一度メーカーに問い合わせて、希望のデザインが難しい場合は、ラッピングの専門業者に依頼するのが望ましいです。
自動販売機ラッピングの費用
自動販売機ラッピングでは、以下の2つの費用がかかります。
- 施工費用
- デザイン料
それぞれについて解説します。
施工費用
自動販売機ラッピングでは、ラッピングシートを貼り付ける施工費用がかかります。料金は業者ごとに変わりますが、おおよそ5〜10万円が相場です。業者に問い合わせると見積もり依頼できるので、施工費用の値段を知りたい場合は、確認してみると良いでしょう。
デザイン料
自動販売機ラッピングでは、ラッピングシートのデザイン料もかかります。デザイン料はどんなラッピングにするかによって変わるため、費用にはかなりの幅があります。基本的には、お店のロゴや単色カラーのみのラッピングの場合は、比較的費用を安く抑えられるでしょう。
一方、複雑なデザインを一から作る、有名デザイナーに作成を依頼するなどの場合は、費用が高くなりやすいです。業者によっても費用は異なるので、希望のデザインがある場合は業者に問い合わせて、どのくらいの金額になるか見積もりを取ると良いでしょう。
自動販売機ラッピングで売上を最大化しましょう
自動販売機ラッピングとは、自動販売機の本体にラッピングシートを貼り付け、デザインを変える方法です。ラッピングをすると、本体をおしゃれにできることはもちろん広告や宣伝になるため、自販機の集客につながります。また、お店のブランディングも図れるため、他の自販機と差別化をして注目度を高める効果も期待できます。
ただし、行うには業者に依頼する必要があり、費用と時間がかかるので注意しなくてはなりません。費用には施工費用とデザイン料があり、どちらも業者によって異なります。自動販売機ラッピングでオリジナリティ溢れる本体にして、売上を最大化しましょう。